水海の田楽・能舞
福井県池田町 鵜甘神社
毎年、旧正月2月にしては以外と雪が少なく、空は灰色一色だ。真冬の能舞ということで普段より厚着をしてきたが、禊ぎを見るにつけて4時間近くの鑑賞に堪えうるかどうかとても心配だ。
能舞は 1250年鎌倉幕府執権であった北条時頼が諸国を行脚の折、池田の地を訪れた。時はちょうど真冬であり、雪のため立ち往生し、やむなく水海の地で冬を越したことに由来する。近くの能面美術館に70種類ぐらい展示してある。
偶然というか手を広げる動作が多かったので並べて見たら、結構おもしろい画面になった。なにを隠そう私も実は仕舞と謡いの経験がある。本謡いを4年間習った経験あるからだ。それも若干23才の若さで初級謡本12曲を習ったので、興味深く拝聴した。
重要文化財の様な有名な行事になるとカメラマンのなんと多い事か。テレビ局の数社撮影をしていたし、アマチュアの人も多かった。それぞれ撮影用の椅子、脚立、等持ち込んで撮影しているので、混雑を極めていた。境内に地元の人たちが作ったおろし蕎麦がめちゃくちゃうまっかった。
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