富山の民家 浮田家住宅
浮田家は3000石を有した代官の役宅で、1693年、4代目当主が立山・黒部一帯の山林保護や国境警備のため奥山廻役に任命された。1828年に建てられたもので、江戸時代中期の豪農民家の建築様式を当時のまま残しており、母屋と表門、土蔵が国の重要文化財に指定されている
周囲に掘と塀をめぐらし、見るからに敷居の高そうな表門をくぐると、間口15軒ばかりあろうか、圧倒されるような主屋が建つ。敷地のほぼ真ん中に位置し、左のお塀の後ろが庭園があるようだ。
一心
正面土間を通って広間の左側にお客用トイレがある。広間から見るとかなり低い位置で階段を下りる様な感じだが、豪邸らしい凝った造りになっている。床はタイル張りで、手作りの感じがする。染め付けの便器はさすがである。
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